top of page
  • 執筆者の写真足髙神社

令和6年春季例祭

過日4月6日に十二社神社春季例祭、15日に足髙神社春季例祭並びに末社天手長男神社の例祭、本日20日に八幡神社春季例祭並びに入学児童奉告式を斎行し、滞りなく御奉仕申し上げました。


足髙神社においては氏子中に総代の方々より、当地の火防せの御祭神・末社天之手長命の御神札が頒布されます。


地域によって、神社で行われる春祭りは 「鎮花祭」(ちんかさい・はなしずめのまつり)ともいわれております。

鎮花祭とは、平安時代の法令集で「大宝令」 にも記されており、春の花が散るときに疫神が流行病を引き起こすために、それを鎮める祭りといわれます。

「まつり」 というと多くの人が集まりますので、コロナ禍が落ち着いた状況とはいえ、祭礼を縮小とするところもあるかもしれません。また 、変わらずに執り行なうとなれば 批判的な意見もあるかと思います。

まつりは「祈りと感謝」の場であり、「疫病退散」を祈る場でもある為、祭礼を中止してしまっては、本末転倒です。

もちろん感染拡大を防ぐために十分な注意が必要でありますが、祭祀自体を中止してしまうことは、まつりの主旨に反してしまいます。

神社の祭礼はイベントではありません。「祈りの場・感謝の場」として執り行なわれ、先人の方々より受け継がれてきました。


皆様がお住まいの氏神様の祭礼に、どの様な由来があるのか、この機会に見直して、地域の事をより知って頂き、心豊かにお過ごし頂ければ幸いです。


※地鎮祭等の出張祭や会議等で神社不在時に御守や御朱印をご希望の方は、下記にご連絡下さい。

連絡先048-584-1771

なお、御祈願は予約制となっております。



閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

令和6年皐月月次祭並びに祈願祭

本日より5月。皐月月次祭並びに祈願祭をご奉仕申し上げました。 5月は「皐月(さつき)」と言われ来ました。 「さつき」の「さ」は、古語で「耕作」を意味しますので、「さつき」というのは、耕作をする月ということを表します。 また、早苗を植える月「早苗月(さなえづき)」を略して、「さつき」になったとする説もあります。 この「さなえ」の「さ」も耕作が語源です。 漢字の「皐」という字は「神に捧げる稲」という意

bottom of page