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執筆者の写真足髙神社

令和3年度春季例祭

更新日:2021年10月15日


本日、足髙神社春季例祭並びに末社天手長男神社の例祭を斎行し、滞りなく御奉仕申し上げました。

新型コロナウイルス感染症の状況を見て氏子中に総代の方々より、当地の火防せの御祭神・末社天之手長命の御神札が頒布されます。

地域によって、神社で行われる春祭りは 「鎮花祭」(ちんかさい・はなしずめのまつり)ともいわれております。

鎮花祭とは、平安時代の法令集で「大宝令」 にも記されており、春の花が散るときに疫神が流行病を引き起こすために、それを鎮める祭りといわれます。

「まつり」 というと多くの人が集まりますので、昨今の状況を鑑みると 祭礼の延期 や中止とするところもあるかもしれません。また 、変わらずに執り行なうとなれば 批判的な意見も多くあるかと思います。

今日の新型コロナウィルスの感染状況を踏まえれば、多くの人が集まる行事は避けるべきでありますが、まつりは「祈りと感謝」の場であり、「疫病退散」を祈る場でもある為、祭礼を中止してしまっては、本末転倒です。

もちろん感染拡大を防ぐために十分な注意が必要であり、場合によっては神輿渡御など 「神賑行事」 は中止するべきかと思いますが、祭祀自体を中止してしまうことは、まつりの主旨に反してしまいます。

神社の祭礼はイベントではありません。「祈りの場・感謝の場」として執り行なわれ、先人の方々より受け継がれてきました。

皆様がお住まいの氏神様の祭礼に、どの様な由来があるのか、この機会に見直して、地域の事をより知って頂き、心豊かにお過ごし頂ければ幸いです。


※地鎮祭等の出張祭や会議等で神社不在時に御守や御朱印をご希望の方は、下記にご連絡下さい。

連絡先048-584-1771

なお、御祈願は予約制となっております。

祈願予約 ashitakajinja@gmail.com

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