本日は、彼岸入り。
彼岸は仏教行事ではないかと思っている方も多いと思いますが、神道も深い関わりがあります。
彼岸とは仏教の考えと神道の習慣が交わってできた、日本独自の習慣です。
仏教発祥の地であるインドや日本に仏教を伝えた中国では、日本で行なわれているような習慣はありません。
神道では、『祖先崇拝』ご先祖様を大事にしましょうという教えが深く根付いていました。
この神道の昔ながらの習慣に、仏教の考え方が組み合わさって、ご先祖をお参りするお彼岸の習慣となったと言われております。
神道の場合は季節の変わり目である彼岸は、ご先祖様とともに自然にも感謝する日です。
「種をまく春」と「実りの秋」に、自然に感謝しようという考えです。
いよいよ1都3県への緊急事態宣言が、21日に解除されそうです。
私達日本人の祖先は、草木を植えて季節の移り変わりを愛でながら地域の安寧と子孫長久を願い、神々に祈りを捧げ、自然に従って生活して来ましたが、長い歴史において様々な疫病による危機に晒されてきました。
今、猛威を奮っているコロナウイルスの感染状況も日々変化しております。
大切な事は、先人の方々が行なってきたように、継続して正確な情報収集に努め、冷静に対応し、目に見えないものに対して、正しく恐れること。即ち「自分が感染しないように。他人にうつさないように、感染を拡げないように。」活動することです。
皆様と一緒に正しく理解し、感染拡大防止という実りある結果につなげるために、気を緩める事無く、できることを着実に取り組んで行きましょう。
※地鎮祭等の出張祭や会議等で神社不在時がございます。
不在時に御守と御朱印をご希望の方は、下記にご連絡下さい。
連絡先048-584-1771
なお、御祈願は予約制となっております。
祈願予約 ashitakajinja@gmail.com
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